signifiabe’s diary

読書感想、書評を中心に書きます。

読書にはまる

読書好きと繋がりたい

 

元々僕は全くと言っていいほど読書をしない類の人間でした。ただ単に多く読めばいいというものではないと思いますが、今では年間100冊以上は書物に触れています。

 

自分が読書をするきっかけになったのは日経ビジネスアソシエという雑誌でした。

 

自分の仕事であるレストランでのマネジメントをしていく中で、定石の言語化、一般化であったり、頭の中の問題点の整理であったりをスマホのメモやパソコン、システム手帳などにまとめていました。

 

良くも悪くも自分の思索によって物事を判断をしていたし結果はそれなりに良いものであったと自負しています。

 

仕事で多少結果が出て気持ちに余裕があるタイミングでたまたま手に取った日経アソシエには様々なビジネスの最先端の方々の考え方が書いたありました。 

 

それは効率的な物事の考え方や仕事術に関することでした。その中の大前研一さんや安宅和人さんなどの記事を読み、もっとこれらの知識が欲しいと感じその2人の著者の著書を買いました。企業参謀とイシューからはじめよと言うタイトルの本でした。

 

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

 

 

 

企業参謀 (講談社文庫)

企業参謀 (講談社文庫)

 

 

内容の細部はとても高度で自分なんかの頭脳では理解できません。しかし現実の目に見えない混沌、複雑、仕組みを高度に明晰に言語化していることはわかりました。細部まではわからないまでも、僕は読書に熱中し本を読み終えたときはエネルギーが満ち溢れてくるような感覚を得ました。

 

それから様々なビジネス書を読みあさりました。本の中に気になるワードや引用があるとそれについて書かれた本を買いました。それを続けていくと共通のキーワードが出てくる事に気づきました。

 

本をたくさん読みたい。でも時間は限られている。となると本を早く読む力と、深く読む力、読むべき本を選ぶ力、読んだ本を現実に活かす力などを手に入れる必要があると考えました。木の枝の部分ではなく根の部分について書かれた本を読めば枝の部分の本の理解が早く深くなるのではないかと考えました。

 

そこで僕はまず初めに西洋哲学と脳科学、経済学、読書術などを中心に攻めることにしました。狙い通りそこには自分が求めていた知りたい答えが豊富に書かれていました。難しすぎる本や部分は相変わらず飛ばしたり、読みたい部分だけ読んだりと自分のペースで読書を続けました。

 

とこんな感じで読書にのめりこみ読書が生活の一部になり

ました。人間と言語の関係であったり、読む書く思考する行為の探求は自分の気質にかなり合っているようです。自分と同じこのような感覚を持っている人と何らかの形で繋がれたらいいなぁと言う思いでこのブログをスタートしようと思います。